おまとめローンをしたけど、希望額を借りられなかった!どうすれば良いか?

複数ある借金を一つにまとめることで、借金減額効果が期待できるローン商品、それが「おまとめローン」です。

もちろん、ベストな活用方法は現在ある複数の借金全額を一つにまとめられることですが、そううまく行くとも限りません。

審査の結果、一本化が否決される場合もあれば、満額回答とはいかない場合もあります。

今回は、全ての借金を一つにまとめられないときの対処法などについて紹介します。

■おまとめローンの審査は、通常のカードローンよりも厳しい

ローンの審査は全て同じかって?いいえ、違います。カードローン、おまとめローン、受託ローンなど様々なローンがあるため、それによって審査も異なります。

▲通常のカードローンには、様々な人が申し込む

おまとめローンの審査は、貸金業者の通常商品の審査と比べて厳しく設定されています。

理由は、この両者では申込者の属性が大きく異なるからです。

通常のキャッシングには様々な人が申し込みをします。

初めてを利用する人、収入は継続安定しているがいざという時のお守りとしてカードを持っておきたい人、生活費の足しに利用したい人などです。

▲おまとめローン申込者は基本的に「多重債務者」

一方、おまとめローンに申し込む人は、基本的にすでに他社からの借金が複数ある「多重債務者」です。

中には、1社から多額の高金利の借金をしており、それを低金利のおまとめローンで返済する「借り換え」をする人もいますが、申し込む人は基本的に多重債務者です。

 

▲多重債務者=さほど属性が良くない

多重債務者は、ローン審査で決して有利となりません。

ローン全般において、審査の結果設定される限度額に応じて金利が適用され、限度額が多ければその分金利は低くなります。

審査の結果が良好な申込者ほど限度額は多く設定され、一度に多額のお金を借りやすくなりますが、金利は低く設定されているので利息はさほどでもありません。

一方、審査の結果が芳しくない人は限度額を少なく設定されます。

限度額が10万円~30万円程度では、カードローンのほぼ上限金利が適用されますので、少額の借入でも発生する利息はバカにならないものです。

少ない限度額を補うため、他の複数の貸金業者からもお金を借り、結果多重債務者となります。

つまり、多重債務者はさほど属性が良くない人と判断され、それらの人を対象とするおまとめローンは審査がおのずと厳しくなるのです。

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■満額回答でないおまとめローンの返済方法

▲おまとめローンはいつも満額融資とは限らない

ローンの審査で、満額回答を得られればしめたもの、審査の結果1円も融資してくれないとなれば、最悪の結果となります。

おまとめローンでは、満額回答ではないもののゼロ回答でもない、「減額回答」があります。

申込者からおまとめローンの希望額を200万円と申請されていたが、審査の結果満額融資することは困難だが、ゼロ回答も忍びないということで、100万円をおまとめローンとして融資してくれる場合です。

減額回答の場合、あらかじめその旨が申し込み者に知らされ、それで構わなければOKを出して、満額回答以外はダメとなればお断りを入れます。

▲満額回答でないおまとめローン融資金の使い方には2つの方法がある

満額回答を得られないとき、融資金の使い方としては「全社に少しずつ返済する」「数社を集中的に完済する」の2つの方法があります。

仮に、以下のような借金をしている人が200万円のおまとめローンに申し込み、そのうち80万円融資の回答を得たとしましょう。

A社:120万円(金利年15%)

B社:30万円(金利年18%)

C社:20万円(金利年18%)

D社:20万円(金利年18%)

E社:10万円(金利年18%)

融資を受けた100万円をどう返済に回すかは、利用者の裁量に任されていますが、可能性としては2つ考えられます。

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①全社に返済する

まずは、100万円を借金をしている全社の返済に充てる方法です。

借金の割合に応じて融資金を割り振ってもいいですし、一律16万円ずつ5社に返済しても構いません。

後者を選択すれば、E社は完済できますが、それ以外の4社には残債があります。

4社の借金を完済する

もう一つの方法は、集中的に返済する方法です。

80万円の融資金を、A社以外の4社に集中的に振り分ければ、A社以外の4社の借金は完済できますが、A社の借金はまるまる残ります。

■賢いおまとめローンの使い方は「高金利を返済」「件数減らし」

結論から申し上げますと、満額回答でない貸付金の使い方は、金利が高く、しかも完済できる借金を集中的に返済する②が賢い方法です。

□高金利な借金を返済して返済総額を減らす

高金利の借金を少しでも多く返済すれば、結果的に返済総額を減らせます。

金利の高い貸付を残したままにしておくと、そこから再び多額の利息が発生しますので、高金利の残債を早めに完済するのがおススメなのです。

□完済間近の借金を完済して件数減らし

関西間近の借金をできるだけ完済するのは、それが「件数減らし」につながるからです。

ローン審査では「他社借入件数」が重視されます。

借換えやおまとめでもそうですが、他社借入金額よりも他社借入件数が重視されているのは、他社借入件数が多い人(多重債務者)は、一度に多額を融資してもらえるほどの信用がありません。

完済まであと少しの借金があれば少完済して少しでも件数を減らしておくと、今後のローン審査に有利となります。

□解約したくない貸金会社は残す手もある

ただし、今後も利用したいローン会社の借金は、あえて手を残しておくという手もあります。

A社は多額の融資を受けており、低金利で利用者との相性も良いと考えられますので、残しておくといいでしょう。

おまとめローンを利用すると、おまとめ後の業者によってはおまとめ前の業者が発行する「解約証明書」の提出を求めてくる場合もあり、提出にはおまとめ前のキャッシングを解約しなければなりません。

一度解約した後に再び利用したいとしても、再び申し込みをして審査を受けなければならず、審査に通る保証はどこにもありません。

よって、有利な条件のローン商品を残したいなら、あえておまとめの対象としないのがいいのです。

おまとめローンの金利は交渉できるのか?

■おまとめローンに積極的な業者を選ぼう

以前はおまとめローンに積極的な業者は公式ホームページ「おまとめ・借り換えOK」という表記があり審査の柔軟性の目安となっていました。

しかし、最近では銀行カードローンの規制が始まり、おまとめローンに積極的な業者がわかりにくくなっています。(「おまとめ・借り換えOK」といった表記はどこもしなくなっています)

独自で調査したところ、おまとめローンを利用するにあたっては双方にメリットがあるため、あとは申込者の属性次第だということがわかりました。おまとめ自体ではなく、スペックによる難色です。

そのため、申込にあたっては業者を吟味する必要があります。金利も低く、おまとめローンにも積極的な業者の例としては、「みずほ銀行カードローン」があります。

みずほ銀行カードローンは銀行カードローンの中で3番目に低金利で、おまとめローンにも前向きです。一度検討してみると良いでしょう。

1.ソニー銀行カードローン(実質年率2.5%~13.8%)
1.イオン銀行カードローン(実質年率3.8%~13.8%)
3.みずほ銀行カードローン(実質年率2.0%~14.0%)

■まとめ|希望額でなくても、それは使い方次第!

おまとめローンはいつも全額完済できるとは限りません。

その時でも、薄く広く返済しようと考えず、集中的に返済を行なって少しでも完済するように心がけましょう。

その結果他社借入件数が少なくなれば、今後のローン審査にも有利に働くのですから。

出た限度額で1つの会社を重点的に返済していき、借入件数を減らすよう心がけましょう。借入件数が少なくなれば、借入額が残っていたとしても審査に通りやすくなります。

審査に通ったのであれば、あとは使い方次第です!工夫して返済していきましょう。

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