どんな人が審査に通過してるの?属性でみる審査の合否

ここでは、属性でみる審査の合否について考えてみたいと思います。

同じ金融機関でも、時期や担当者によって審査の結果が変わってくることがあるという意見もあるので、自分と同じような人が審査に通ったからといって必ず自分も通るというわけではないという点には注意が必要です。

属性でみる審査の合否

あるアンケートから得た、「属性でみる審査の合否」の結果を、表にまとめてみました。

  年齢 勤務形態 勤続年数 年収 借入件数 借入総額 審査結果 限度額
プロミス 25 派遣社員 6ヶ月 250 1件 20 合格 30
  32 契約社員 2年 280 1件 10 合格 40
  25 正社員 5年 300 1件 30 合格 50
アイフル 22 正社員 1年 260 2件 20 合格 40
  28 パート 3年 100 1件 10 合格 20
  55 契約社員 3年 300 2件 40 合格 20
アコム 27 派遣社員 8ヶ月 220 1件 20 0
  29 正社員 3年 350 1件 30 合格 50
SMBCモビット 45 派遣社員 3年 280 1件 10 合格 30
  25 正社員 4年 330 1件 30 合格 50
オリックス銀行カードローン 28 正社員 5年 400 2件 60 合格 50
  47 正社員 5年 500 1件 30 合格 100
じぶん銀行カードローン 31 パート 3年 100 0件 0 合格 30
北洋銀行カードローン 35 正社員 15年 450 2件 50 合格 50
住信SBIネット銀行MR.カードローン 42 正社員 20年 650 2件 50 合格 100
楽天銀行スーパーローン 24 派遣社員 1年 240 1件 10 0

以上のようになりました。

他社借入件数には、クレジットカードのキャッシング枠も含まれている点には注意が必要です。
実際に借りていなくても、枠を持っているだけで借入れをしているものとみなされます。

正社員が有利だが、派遣でも合格している

表を見ていると、正社員が有利であり、限度額も高額になる傾向があるようです。
限度額については、本人が希望した限度額も影響しているので、必ずしもMAXの値であるとは限りません。

限度額は高いほど金利が低くなるので、申し込み時の希望限度額には高めの数値を書いたほうがよいと考えている人がいますが、希望限度額にはひかえめの金額を書くことがおすすめです。

なぜなら、年収に対して高めの金額を希望している人は、「リスク管理ができない危ない人」と捉えられてしまう恐れがあるからです。
また、「200万円を希望している人に100万円だけ貸しても仕方がない」と融資を断られる可能性もあります。

正社員の人は、定年まで安定した収入が得られて、退職時には退職金をもらえることが予想されるので、審査で有利になります。
中小企業の場合にはリストラや倒産のリスクもありますので、大企業や公務員のほうが有利になります
現在では大企業に勤めていても安心できなくなってきているため、ローン審査では公務員が最も有利な職業と言われています。

表からは、派遣社員や契約社員、パートの人でも20万円~50万円程度なら借りられていることもわかります。
年収に対して無理のない金額を借りるのならば、非正規社員でも銀行カードローンの審査に通る可能性があります。

データ上には現れていない要素もある

このような表は一定の参考にはなりますが、データ上には現れていない要素もあることには注意をしておきましょう。
審査では、個人信用情報、居住形態、居住年数、健康保険の種類なども重要になります。

特に、銀行で借りる場合には個人信用情報が重要です。
銀行は信用を重視するところですので、過去に契約違反をおかしている人にお金を貸したくはないと考えます。

数日返済が遅れただけなら問題はないと考える人は多いですが、たった数日の延滞でも契約違反に変わらないことには注意しておきましょう。

消費者金融なら、1回や2回の延滞があるだけなら大目に見てもらえることが多いようです。
延滞があってもブラックとまではなっていないならば、消費者金融がおすすめできます。

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