Q.1000万円・10社・おまとめローンを一本化、って出来るの!?

今回は、少し特殊な例を挙げておまとめローン出来るか見ていきたいと思います。
おまとめローンの利用を考えるのは通常100万円以上です。ですので、1000万円なんて数%・・・また、10社以上借りている人なんているのか?ましてやおまとめしたローンをまたおまとめ・・・果たしてなんているのか?少々疑問も残りますが、そういった特殊なケースを見ていくことにしましょう。

◆1000万円をおまとめできるの?

1000万円クラスの借金を一本化できるおまとめローンを扱う銀行はかなり絞られてきます。
大抵の銀行は最大上限500万円~800万円で、1000万円クラスとなると例を挙げれば東京スター銀行・みずほ銀行などの銀行で一本化が可能です。

しかし、いきなり1000万円の借金を一本化するとなると審査も非常に厳しくなることが目に見えてわかります。
年収200~250万円レベルでは貸し倒れの可能性があり審査には通りません。
1000万円もの借金を個人で抱えている事は稀ですが、もし仮に1000万円をまとめるのであれば毎月の返済、返済総額そして、実際に1000万円の一本化は可能なのかを説明していきます。

◇1000万円を一本化する場合、年収はいくらあったほうがいいのか?

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まず1000万円をまとめた場合の返済額について説明しますが、例えば東京スター銀行から1000万円借りた場合、毎月の返済額が11万 返済総額が1320万2257円です。
以上の結果は東京スター銀行の最低金利5.8%、最大借入期間10年を元に計算しています。

利息分だけで320万2257円もあります。車一台買えてしまう金額です。
また、東京スター銀行よりも金利が低いみずほ銀行の場合でも毎月の返済額は10万円、返済総額は1214万9417円となります。(金利4.0% 返済期間10年で計算)
月の返済額は約10万円なので一般サラリーマンの収入では厳しい金額です。月額は最低でも30万円ほどないと生活がかなり厳しくなることが予測されます。
この返済額を見て案外安いと感じる人も高すぎると考える人もいるかと思いますが、もし多重債務で1000万円の借金を抱えている場合は後者が多数なのではないでしょうか。

◇1000万円の審査は厳しい?

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最大融資額を1000万円と設定している銀行であれば1000万円の借金があっても申込可能ですが、額が額なので審査の通過率が低くなる可能性は大です。
その為、申し込み者の信用情報も高くなければ審査に通る事ができません。年収は300万円、勤続年数3年以上、雇用形態は正社員が最低条件となってくるでしょう。
その他にも持ち家に住んでいる、公務員または有名企業に勤めている、年齢が30~40代などの高評価がつく信用情報があれば1000万円でも一本化が可能です。
以上の条件を全てクリアしていなければ審査には通らないという訳でもないのですが、年収・勤続年数・雇用形態のポイントはクリアしておかないと通る確率は非常に低いと言ってもよいでしょう。

◇もし1000万円の借金を一本化するなら金利を重要視しよう

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1000万円という大金を借金した場合、金利が1%上下するだけで返済総額が50万円近く変動します。1000万円借りられる銀行があったとしても、金利をしっかりと確認したうえで申込する事をお勧めします。

例えば金利5%、借入期間が10年のA社で借金をまとめた場合の返済総額は1272万7862円。
次に金利4%、借入期間が10年のB社で借金をまとめた場合の返済総額は1214万9417円。
A社とB社の間に発生する返済総額の差は57万7845円です。

たった1%違うだけでこれだけの差があるので、高額借金の一本化は金利が非常に重要視されます。

また、以上の例は借入期間を10年で計算しましたが、各銀行全てが10年という借入期間を設けているとは限りません。8年という銀行もあれば1年毎に更新するという銀行もあります。

ちなみに先ほど例にだしたA社の返済金額は11万6000円ですが、これが8年だった場合は12万7000円です。可能であれば借入期間が少ないに越した事がないのですが、それが原因で返済不可能となる場合もありますので、申し込み前に返済計画をしっかり立てておくとよいでしょう。

以上の事より、1000万円のおまとめローンは申込者の信用情報次第で利用する事が可能ですが、おまとめローンを利用した際の利息分金額や返済額は正直高額なものとなる為、その点も考えて申し込みする事をお勧めします。

◆高額借入でおまとめするなら、金利と限度額を重視

いよいよ業者選び。その前に、最後のポイントを覚えておいてください。

1000万円など、極端に高額な借入をおまとめする場合、大切なのは金利と限度額です。

下記の表はほんの一部ですが、銀行カードローンと消費者金融の金利と限度額の一覧です。

  業者名 金利 限度額
銀行カ|ドロ|ン オリックス銀行カードローン 1.7~17.8% 最高800万円
じぶん銀行じぶんローン 2.2~17.5% 10~800万円
横浜銀行カードローン 1.9~14.6% 10~1,000万円
三菱UFJ銀行カードローン 4.6~14.6% 最高500万円
スルガ銀行カードローン 3.9~14.9% 10~800万円
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0% 最大800万円
三井住友銀行カードローン 4.5~14.5% 最大800万円
消費者金融 アイフル 3.0~18.0% 最大800万円
SMBCモビット 3.0~18.0% 1~800万円
プロミス 4.5~17.8% 1~500万円
アコム 4.7~18.0% 1~500万円

少額の借入の場合は、上限金利を適用されることが多いので、上限金利を見ます。
一方、高額の借入の場合は、下限金利を適用されやすく、限度額いっぱいまで使うような借入は一番低金利で利用できるチャンスなので、下限金利が低いものを選ぶと良いでしょう。

上記の中では、オリックス銀行カードローンが下限金利1.7%なので最も低金利です。オリックス銀行カードローンはネット銀行なので、店舗がある方がイイという場合は、横浜銀行カードローンも良いでしょう。

ちなみに、上限金利に定評があるのはみずほ銀行カードローンです。1000万円までは借入の必要がないけれど、低金利で利用したいという方はみずほ銀行カードローンがオススメです。

◆10社からの借入をおまとめできるの?

正直な話、10件以上の借金を作る事自体が困難なのですが仮に10件以上の借金をおまとめローンで一本化できるのかというと答えはYESです。

ただし、審査に通過する可能性は非常に低いといって良いでしょう。
また、10件以上も借金がある場合、おそらく100万円程度では済まない返済額になっているのではないでしょうか。このように、借金総額が高額であればあるほど銀行・消費者金融側は貸し倒れしてしまう可能性があると判断しカードを発行してくれる可能性が非常に高くなるという事です。おまけに10件もの会社から借金しているとなれば更に審査通過率は低くなる事が見込めます。

◇おまとめローンは何件までなら審査に通る?

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おまとめローンは5件以上の借金をすると審査の通過率が非常に上がると言われています。借金が複数になっているという事は誰がどう見ても債務者が借金に苦しんでいると見てしまうでしょう。銀行・消費者側も商売でお金を融資している訳なのでもし債務者が貸し倒れしてしまった場合は利益がでません。そういった事を防ぐ為にも審査は存在します。
誰がどう見ても返済能力がないと判断する人に銀行や消費者金融もお金を貸してくれないという事です。
もちろん、10件以上あるからといって審査に絶対落ちるという訳ではありませんが、最低でも借金総額が総量規制内で雇用形態は正社員、年収200万円以上、信用情報に一切の傷がない人でなければ審査通過は非常に難しいと言えるでしょう。

◇10件以上の借金をおまとめローンするならまず事前準備を

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今回の例のように仮に10件以上の会社から借金をしている場合、できる限りその件数を減らす事を考えてください。

例えば上限金額30万円から20万円借りていたとします。これが10件で上限金額は300万円、100万円ほどの余りがあるため借金を振り分ける事によってカードを10枚から5枚まで減らす事が可能です。そして、空になったカードは全て解約してください。そうすることで債務者の信用情報を回復させる事が可能です。

しかし、多重債務者のほとんどは借入しているカードが上限額一杯で借金振り分けができないという人が多いかと思います。また、借金振り分けはできても減らすカードが1~2枚といったところでしょうか。

そういう場合はとにかくお金になる所持品を打って借金を減らすよう努力してください。一番望ましいのは借金を総量規制内に抑える事なのですが、多重債務者の場合それは非常に厳しい条件だとおもうので、とにかく物を売ってカードの枚数を減らす努力を行ってください。

その他、一切使わない空のカードがあった場合は解約しておく事も忘れずに行ってください。借金のないカードでも個人信用情報機関にしっかり記録されており枚数が多ければ審査を不利な方向に進めてします可能性があります。

◇過去に借金返済を延滞している場合はもう無理?

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多重債務者の中でも返済期限にお金が払えず滞納してしまったという人が少なからずいるのではないでしょうか。滞納期間にもよりますが、2週~1ヶ月ほどなら審査に大きな影響が及ぶ事はないですが、滞納期間が3ヶ月を超えてしまった場合はブラックリスト入りしてしまうのでおまとめローンの審査はどれだけカードを減らせたとしても不可能です。
借金件数10件 信用情報に異動情報(ブラックリストの事)が登録されているのであればおまとめローンは諦めるしかありません。
こういった場合はもう債務整理を行って借金を減らすしかないです。なんらかの事情で債務整理を躊躇っていたとしても残された手段は債務整理のみとなります。
以上の事より、10件以上の借金でも1本化する事は可能ですが、より審査に通りやすくするために借入件数を減らす努力をするようにしてください。また、信用情報に致命的な傷がある場合は債務整理を視野に入れる事をお勧めします。

借金返済が困難になった場合、おまとめローンと債務整理どっちがよいか

◆おまとめローンをまたおまとめするのは可能?

結論からいうと、出来ます。おまとめローンと聞くと、通常は銀行や消費者金融から借入を行ったカードローンやキャッシングの返済を、軽くするためにまとめるという方法が頭にすぐ浮かぶものですし、実際にその細かい融資を一つにまとめる方がとても多くいらっしゃいます。
しかしおまとめ出来る金融機関の数は4社が限度という暗黙の了解もあり、5社以上借入をしている方は、実際問題おまとめローンを利用することが出来ないということになってしまいます。

そこで実際に行って頂きたいのが、まず高金利の融資を3社程度まで低金利の金融機関でまとめます。
そうしても尚融資が数社残っている場合は、そのおまとめローンと共にまた別の申込みでまとめるという方法です。

これであれば例え現在の借入が5社以上の金融機関において行われていたとしても、簡単にまとめることが可能になるのです。
おまとめローンをおまとめすることが可能だからこそ出来るこの方法は、現在行っている方も多くとても重宝されています。

カードローンやキャッシングと言うと、それぞれ別の目的を用意して契約をする方が多く、あまり意識していなくても借入先の金融機関が年々増え、管理も大変だし金利も返済期日もバラバラで面倒だと言う方もいますので、おまとめローンをまとめることは本当に便利でおすすめの方法なのです。

◆まとめ

いかがでしたか。

1000万円の借金
10社からの借入
おまとめローンを一本化

はそれぞれできることがわかりました。

ただし、審査に通る可能性は非常に低く、少しでも借入先を減らしたり借入額を減らしてから申し込んだ方が良いでしょう。

もちろん、1000万円の融資が出来ている人というのはそれに見合ったステータスだと思いますので、融資額は社会的信用だということを強味に出来ると思います。

◆絶対にオススメのカードローン会社

オススメ業者① アイフル

☟アイフルへのお申込みはこちらから

アイフル

アイフル概要
金利 限度額 返済日
年3.0~18.0% 1~800万円 35日ごと、毎月指定日(任意)
申込方法 遅延損害金 総量規制
インターネット・電話・窓口・自動契約機 20.0% 対象
無利息期間 契約日の翌日から30日間(初回のみ)
利用条件 ・満20歳以上70歳未満の安定した収入がある方
・保証会社の保証を受けられる方

※外国人の方は永住許可を受けている方が対象。
※審査の結果によっては利用できない場合あり。

上記は銀行カードローンを紹介しましたが、消費者金融であれば断然アイフルがおすすめです。

アイフルはおまとめローン・借り換えローン専用のプランを用意しており、他社からの借入に寛容だと思われます。それだけではなくおまとめ専用の「おまとめMAX」はかなり低金利になります。女性でも安心して利用できる専用オペレーターを完備していたり、利用者が使いやすいようなサービスを実施しているので、お客さん目線をわかっている業者といえるでしょう。

銀行カードローンはハードルが高そう…という方は、消費者金融で検討するのが一番です。消費者金融の中でも独自経営で審査を行っているアイフル一択かもしれませんね。

アイフルの詳細記事を読む

アイフル公式HPで申し込む

オススメ業者② 楽天銀行スーパーローン 

☟楽天銀行へのお申込みはこちらから

楽天銀行カードローン

楽天銀行スーパーローン概要
金利 限度額 審査時間(最短)
年1.9~14.5% 10~800万円 当日~2営業日
融資までの時間(最短) 返済日 総量規制
2営業日 1日
12日
20日
27日(※)
対象外
利用条件

・満20歳以上満62歳未満の方
・安定かつ継続した収入の見込める方

※外国人の方は永住許可を受けている方が対象。
※審査の結果によっては利用できない場合あり。

※ 毎月の返済(約定返済)は「口座引落」で行われます。引き落とし日は金融機関によって異なる

楽天銀行スーパーローンの主な特徴としては、

低金利である
24時間365日すぐに借り入れできること
楽天銀行の口座を同時開設で30日間無利息になる

という点でしょう。

ネット銀行なので、非常に低金利で、メンテナンス時以外24時間365日いつでも利用可能です。また、通常のカードローンだと一回108~216円の手数料がかかってしまうことが多いのですが、楽天銀行は手数料無料で借入・返済が可能です。

もしくはネットショッピングで楽天をよく利用される方で、カードローンを検討されている方は「楽天銀行一択」です!

楽天銀行スーパーローンの詳細記事を読む

楽天銀行スーパーローン公式HPから申し込む

オススメ業者③ みずほ銀行カードローン│業界トップクラスの低金利

☟みずほ銀行カードローンへのお申込みはこちらから

銀行カードローンの中で最もオススメなのは、みずほ銀行カードローンです。

ポイントはなんといっても圧倒的な低金利!また、メインバンクにもしやすく、後々住宅ローンを組むなどを考えると使い勝手が良いのがみずほ銀行です。

大手三行だから口座を持っている方も多いでしょう。規模が大きいからこそ安心して利用できますね。

もちろん、ムリなくご返済いただける範囲で、計画的にご利用ください!

みずほ銀行カードローン概要
金利 限度額 返済日
年2.0~14.0% 10~800万円 毎月10日
申込方法 遅延損害金 保証人
インターネット・電話・郵送・銀行窓口 19.9% 不要
利用条件 ・満20歳以上満66歳未満の方
・安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方

※外国人の方は永住許可を受けている方が対象。
※審査の結果によっては利用できない場合あり。

みずほ銀行カードローンの詳細記事を読む
みずほ銀行カードローン公式HPで申し込む

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