おまとめローン・借り換え

目的別にオススメの業者を紹介していきます。
今回は「おまとめローン・借り換え」にオススメの業者です。
おまとめローンとして利用する上で最も大事なのは「低金利で高限度額・利用手数料無料」などが挙げられますが、具体的にどんな業者があるのでしょうか?
これをみればすぐにわかる!
これをみれば間違いなしの業者を紹介していきます。

おまとめローン・借り換えを検討するべき人

そもそもおまとめ・借り換えって何?という方のために簡単に説明します。
おまとめローンとは、複数の業者から借入をしていて、それぞれの返済日や金利を統一した方がお得になる場合に利用するローンです。
おまとめ前に比べて金利が下がらない業者は利用しない方がよいでしょう。
できればおまとめ・借り換え専用ローンがオススメです。
まとめると、

● 2社以上の借入先を利用している
● 借入業者の金利を足して平均を出すと、おまとめ先よりも高い
● 利用手数料が毎回かかる

これらに当てはまる方はおまとめした方がお得かもしれません。
借入先が1社になるので返しやすくなり、金利も下がる傾向があります。
金利が下がらない業者はおまとめには向いていませんので、別のところを検討するようにしましょう。

おまとめローンと借り換えローンの違いってなに?

おまとめローンも借り換えローンも、複数からの借り入れを一本化すること意味では同じです。
借り換えローンは基本的には、新しい業者でキャッシングの借り換え枠を作ってもらい、今までの業者に一括返済します。
その後は、新しい業者に毎月支払いをしていくのです。

(例)A社から10万円、B社から70万、C社20万、合計100万を借りているとします。
借り換えをするために、新しくD社で100万円のキャッシング枠を作ります。
借りた100万円を使って、まずはA~C社の債務を完済してしまいましょう。
翌月から、D社のみで返済が始まります。
通常のキャッシングと同じですので、10万円返済したら、10万円借り入れることができます。

では、おまとめローンと借り換えローンは一本化という点では同じですが、どこが違うのでしょうか。

簡単に言ってしまえば、返済のみがおまとめローン、新たに借り入れができるのがキャッシングの借り換えになります。
ネットで調べると、借り換えとおまとめローンの違いを区別せずに論じているものが多いので、調べる際には注意してくださいね。

では、ふたつのメリットとデメリットを比べてみましょう。

借りかえ

■メリット
・返済をすれば、いつでもお金が動かせる
・金利が安い

■デメリット
・またお金をかりてしまう
・支払総額が高くなることがある

おまとめ

■メリット
・これ以上借金が増えることはない
・金利が安い

■デメリット
・5社以上の借り入れがあると審査に通りにくい
・月々の返済を減らすと返済期間が延び、利息が増える

おまとめローンにするか借り換えにするか迷ったら、「借り入れをしたいかどうか」で選びましょう。
意志が弱く、また借金を繰り返してしまうかも…という場合にはおまとめローン、これからもキャッシングでお金が必要という場合には借り換えがおすすめです。

おまとめローンの借り換えは可能なのか?その際の注意点

銀行カードローンを借り換えで利用する場合とおまとめで利用する場合では審査が異なる?

おまとめ・借り換えを選ぶ時のポイント

・借り入れ総額に注意
年収の1/3を超える場合には、消費者金融から新たに借り入れることができません。
これは法律で定められている、総量規制という制度によるものです。
借り換えを検討しているなら、まず、借金の総額が年収に占める割合を検討しましょう。
ただし、ひとつ例外がありまして、銀行は総量規制の対象になりません。
借り換えが年収の1/3を上回っていた場合には、銀行が出しているカードローンを利用しましょう。

・金利&返済期間に注意
借り換えできたことにほっとして、返済期間を長めにとると、当初より返済額が増えてしまった!ということがあります。
これは、利率の高さと、返済期間を延ばしてしまったことが原因です。
必ず返済計画をたてて、それに合う業者を選びましょう。

おまとめ・借り換えローンを選ぶポイント、NG?OK?

借り換えは銀行と消費者金融どっちがお得?

借り換えをするなら、できるだけお得なところを選びたいですよね。
そこで、銀行と消費者金融のメリット、デメリットを比較してみました。

【銀行】

メリット
・金利が安い
消費者金融よりも3~5%ほど金利が安いのが通常です。

デメリット
・所得証明書が必須
銀行系カードローンに申し込む際、新規で500万円以上の借り入れを希望する場合や、借り入れの合計額が100万円を超える場合には所得証明書を出すことが法律上義務付けられています。
・審査が厳しい
借り換えは高額になることが多いので、それに比例して審査も厳しくなっています。

【消費者金融】

メリット
・銀行ほど審査が厳しくない
借り換えをするとなると、借り入れる額がとても高額になります。そのため、審査も厳しくなります。しかし、銀行よりは消費者金融の方が審査に通りやすいです。
デメリット
・借り換え専用のプランでないと、総量規制にかかってしまう
先に述べたとおり、原則として消費者金融は総量規制に縛られています。そのため、借り換え専用のプランを設けている業者でないと、収入の1/3を超える借り換えはできません。
・金利が高い
銀行よりも平均して3~5%ほど金利が高くなっています。

総量規制のない銀行カードローンが良し

おまとめローンを利用するのであれば、高限度額はもちろんのこと、年収に左右されないことが重要になってきます。
消費者金融は総量規制の対象になり、年収の3分の1以上の借入は絶対できません。
しかし、銀行カードローンは総量規制の対象外となっており、決まりにはなっていないのでいくらでも借りることができます。
とは言っても年収の3分の1以上は目安にしているので、年収の何倍もの借入はもちろんできないでしょう。
おまとめローンを利用する際は、借入を1社にまとめることによって金額が大きくなることが予想されます。
よって、総量規制の対象にならない「銀行カードローン」を推奨します。

おまとめローンの審査基準は?

おまとめローンの審査に関して、主にこちら「審査に通らない理由とは」で取り上げています。
そこに掲載されているのも含めてまとめると、下記のようになります。

今回はある会社の審査基準を一例にしてみます。

1.年収の3分の1以上の他社借入額(キャッシングやローン)がある
2.他社での借入件数が4社以上ある
3.不動産担保がない(年収450万円以下の人)
4.返済遅延履歴がある

上記の4つのうちどれか一つでも該当すると、おまとめローンの審査基準から落とされてしまう傾向があります。
それが仮に年収が500万円以上であっても厳しいかもしれません。
その他で勤務先や年収、勤続年数、居住形態なども含めて、通常のローンなどと同じように審査され、最終的の総合的な判断がなされます

おまとめローンと通常のカードローンの審査に「違い」はあるの?でも紹介していますが、一番は借入件数を減らしておくことが大切になってくるようです。
重視するのは借入額よりも件数である傾向が強く、通常のローンとは根本的に違いおまとめローンは借金をまとめるという役割があるため、重視するポイントが通常のキャッシングなどよりも多いかもしれません。
もちろん通常のキャッシングなどでも返済の延滞などがあると厳しくなる傾向があるように、おまとめローンでもその人の返済歴や借入歴などサイクルを判断する必要があります。

デメリットも知っておこう!覚悟が必要ですよ

おまとめローンにもデメリットはあります。
それは、軽い気持ちでおまとめしても借金が減るわけではないので、しっかり返していかなければ最悪多重債務で破産します。
それくらいの気持ちでいることが大切です。
おまとめをして安心してしまう方がいらっしゃいますが、それは危険なので覚悟をしておきましょう。
借金自体が減ったりなくなったりするのは債務整理であって、おまとめローンは借金をまとめて金利を下げることが目的なので、その後は前以上にしっかり返していかなければ借金は減りません。
まとめると、

● 覚悟がないと最悪多重債務に陥る
● 審査が厳しくなりがち
● 結果的に返済が長期化し、返済総額が多くなる場合もある

これらのことに注意しながら、オススメの業者をみていきましょう。

おまとめローンをした後も追加借入できる?

あれ、早速逃げ腰にならないでください~~。
おまとめローンを利用するのであれば、相当な覚悟を持ってくださいね。

一応答えておきますと、おまとめローンは基本的に「返済専用のローン」です。
しかし、下記の場合追加で借入することも可能です。

● 総量規制の対象外で、年収の3分の1以下の借入に達していなかったとき
● 利用していたキャッシングの限度額にまだ達していなかったとき
● 新規で申込をしたら審査に通ったとき

これらの場合は追加借入ができてしまいます。
おまとめローンは債務整理とは違い借金を一本化するだけのローンなので、新たに申込を行って審査に通ってしまえば借入ができてしまいます。
「1おまとめローン2キャッシング」のような状態になることもあり得ます。
こうなってくると、返済がほとんどできていない状態になってしまい、業者側も警戒しますし契約が破棄になることもあり得ます。
おまとめローンをする際に交わした規約にもよりますが、新たなキャッシングの契約は多重債務を引き起こしやすく、それが発覚した時点でおまとめローンをした業者側が一括返済を要求してくることもあります。
どうしても追加借入したい場合は、それによって契約破棄や一括返金になるかを契約書をみて確認しておきましょう。
突然契約破棄されたらせっかくおまとめしたのに!となりますよね。しかし実際にはそれ以上に困ります。
次に思うのは「なんとかしてお金を作らなければ」です。
家族や友人に借りる?もうキャッシングは貸してくれないと考えてくださいね。
おまとめローンの一括返済要求の後に残るのは債務整理のみです。
そういった事態にならないために、おまとめローンをした後の追加融資への望みは捨ててしまいましょう。
繰り返しになりますが、おまとめローンをした上でさらに借入を行っても「多重債務」に陥るリスクが上がるだけです。
追加で融資をするのであれば、おまとめローンをしっかり完済してからにしましょう。

【まとめ】おまとめローンに関するよくある質問【Q&A】

【おまとめローン・借り換えローンに向いている業者紹介】

では、ここからは業者紹介になります。
おまとめローンは高額になりやすく、低金利であることはもちろん、他のサービス面でも様々な違いが出てきます。
少しでも条件に当てはまることがあるのであれば、一度検討されることをオススメします。

おまとめ専用ローンではなく、あえて通常のカードローンから紹介していきます。
必ずしもおまとめ専用ローンが良いというわけではありません。
では、銀行カードローンをみていきましょう。
消費者金融はおまとめ専用でないと金利が高いので、除外しております。
銀行カードローンを紹介したあとで、消費者金融のおまとめ専用ローンを行っている業者だけピックアップして紹介していきますね。

おまとめ専用ローン

消費者金融の中で断然おすすめ!
アイフル・おまとめMAX】(年率12.0~15.0%)

アイフルはおまとめ・借り換え専用ローンの「おまとめMAX」「かりかえMAX」を出しています。
それだけ他社からの借り入れに寛容と受け取ることもできるため、審査が不安な方は思い切っておまとめしてみるのも良いかもしれません。

限度額も最高500万円とかなり高いので、十分すぎるくらいですね。アイフルは消費者金融ですが、おまとめ・借り換えローンの場合は総量規制の対象外となる点も嬉しいですね。
銀行カードローン並みに低金利になるので安心して利用することができます。

~おまとめ専用ローンではないが、おまとめOKで向いている業者~

提携ATMも多く無料♪高額おまとめに向いている
オリックス銀行カードローン】(年率:3.0~17.8%)

orixbank2

オリックス銀行カードローンの強みはなんといっても提携ATMの多さと、手数料が無料なところではないでしょうか。
金利はそれほど低くはありませんが、銀行カードローンなのは高ポイントでしょう。
総量規制の対象外なのでおまとめしても気にする必要もありません。
また、限度額が800万円と高限度額なので、「低金利・高限度額・手数料が無料」の2つを満たしています。

KDDIユーザー必見!au×UFJのネット銀行だから来店不要♪
じぶん銀行じぶんローン】(年率:3.9~17.5%)

jibunbank3

じぶん銀行は、UFJとKDDIが共同出資してできており、だからこそできるサービスを展開しています。
上記の年率1.9~12.5%という金利は、条件に当てはまる方の金利です。
auをお使いの方はかなりお得になります。
限度額も最高800万円まであり、提携ATMであれば無料です。
UFJがついているので、提携ATMに関しては心配なさそうです。
どちらの良い部分を合わせた非常にメリットの多いカードローンに仕上がっています。
また、おまとめローンとして大事な事項「低金利・高限度額・手数料が無料」のうちの3つともクリアしているので、安心して利用することができます。

条件に当てはまる人は一度検討するべき!おまとめローンの理想系!
横浜銀行カードローン】(年率:1.9~14.6%)

横浜銀行カードローン

まず第一に、申込条件として「神奈川県内、東京都内、群馬県前橋市、高崎市、桐生市のいずれかに住んでいるか、勤務している人」のみです。
これに当てはまる人はぜひ検討していただきたいです。
なぜなら、地方銀行の中でトップクラスであり高スペックだからです。
申込時に横浜銀行の銀行口座を持っていない場合は申し込む必要がありますが、これによって銀行の手数料が無料になります。
おまとめローンの3大条件「低金利・高限度額・手数料が無料」のうち、すべてを満たしています。
申込条件がありますが、それをクリアしていたら非常に良い案件であるといえます。

低金利に定評がある話題のネット銀行!
住信SBIネット銀行MR.カードローン】(年率:1.89~7.99%)

sumisinsbi2

低金利の王様といえば「住信SBIネット銀行MR.カードローン」です。
かなりの好条件なのはいうまでもなく、限度額も最高1,000万円と高限度額です。
しかし、提携ATMの手数料は非公開なので3大条件の「低金利・高限度額・手数料が無料」は、2ポイントという結果になります。
圧倒的な強みは低金利だというところですね。
審査は比較的厳しい傾向がありますが、自信のあるかた・絶対に低金利なのは譲れないかたはぜひ検討してみてください。

おまとめ・借り換え専用ローンあり!
元祖おまとめローン【東京スター銀行】(年率:7.8~9.8%)

surugabank.omatome

東京スター銀行を使っている人は、「おまとめローン(年率:5.8~14.8%)」です。
借り換えローン(年率:7.8~9.8%)」はまとめるために東京スター銀行と新規契約する方のためのローンです。
ここが元祖おまとめローンで、おまとめことなら東京スター銀行に任せておけば問題ないでしょう。
他にもカードローンから住宅ローン、デンタルローンまで様々なローンが揃っています。
様々なシーンに合わせて使えるのは嬉しいですね。
おまとめローンなので、高額になりやすく申し込みは安定した収入のあるかたに限られています。
低金利で老舗の風格漂う東京スター銀行。
保険料は銀行負担で、団体信用生命保険に加入することもできます。
非常に珍しく貴重なローンなのです。これならもしものときにも安心ですね。

上記のオススメも含めて、銀行カードローンで「おまとめローンOK」な業者を簡単な表にして紹介します。

銀行名 おまとめ専用ローン 総量規制 金利 限度額
 オリックス銀行カードローン 対象外  3.0~17.8% 最高800万円
 じぶん銀行カードローン 対象外  3.9~17.5%  10~800万円
 横浜銀行カードローン 対象外  1.9~14.6%  10~1,000万円
 住信SBIネット銀行 MR.カードローン(プレミアムコース) 対象外  1.89~7.99%  最高1,000万円
三井住友銀行カードローン 対象外 4.0~14.5% 10~800万円
東京スター銀行おまとめローン 東京スター銀行おまとめローン 対象外 5.8~14.8% 30~1,000万円
東京スター銀行のりかえローン 対象外 7.8~9.8% 30~1,000万円


いかがだったでしょうか?
おまとめローンは銀行カードローンであるべきだということは伝わったかと思います。
今回紹介した4社は通常のカードローンとしても、おまとめローンとしてもオススメの業者です。
ぜひ参考にしてみてください。

では、続いて、消費者金融の「おまとめ専用ローン」を展開している業者を紹介します。
まず簡単な表はこちら。

おまとめ専用ローン 金利 限度額 総量規制
アイフル おまとめMAX 12.0~15.0% 1~500万円 対象外
  かりかえMAX 12.0%~17.5%
プロミス 貸金業法に基づくおまとめローン 6.3~17.8% 1~300万円
アコム 貸金業法に基づく借換え専用ローン 7.7~18.0% 1~300万円
ノーローン おまとめローン(貸金業法に基づくお借換え) 12.0~18.0% 10~400万円 対象

おまとめローンと消費者金融の関係について

上記の表をみると一目瞭然ですが、お得度が低いのはアコムとノーローンです。
ノーローンに関しては、総量規制の対象になっているので、年収の3分の1の借入が既にある方はほとんど審査に通らないことが予想されます。
また、アコムも金利の高さが目立ちます。
おまとめローンと消費者金融の関係は人それぞれ考え方によるのですが、おまとめローンたるもの低金利にならなければ意味がないので、上限金利が18%の時点で「う~ん・・・(困)」となります。
消費者金融のおまとめローンなので仕方がありませんが、同じ消費者金融でも「アイフル」は「おまとめ」でも「かりかえ」でも他の消費者金融より上限金利が低く、おまとめするのであればアイフルかプロミスに絞ります。

次にポイントとなる選ぶ基準は、「アイフルを利用したことがある、もしくは現在利用中かどうか」です。
その条件に当てはまっていれば、アイフルの「おまとめMAX」(優先順位1番)が一番オススメです。
条件に当てはまっていなければ、アイフルと新規で契約することになるので、「かりかえMAX」(優先順位2番)になります。
そして3番目に「プロミス」(優先順位3番)の順でオススメになります。
残りはまったくオススメできるところがないので、説明を割愛させていただきます。


いかがでしたか?
銀行カードローンと消費者金融の「おまとめローン・借り換えローン」について主に紹介してきましたが、少し見方は変わったでしょうか?
ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
おまとめローンとして扱っている業者は意外と限られてくるので、掘り下げていけばどこの業者が自分にとって一番得か、向いているかなどが見えてくるでしょう。
少しでも「良いな」と感じたら一度申し込んでみてはいかがでしょうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする