おまとめローンは「ろうきん」でも出来る!

おまとめローンとして「ろうきん」が使える?
銀行カードローンとどう違うのか?そもそも、「ろうきん(労金)」って何?
という疑問、まとめて紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

◆ろうきん(労働金庫)とは?

roukin

ろうきんという言葉自体は聞いたことがあるでしょう。しかし使ったことはない人が多いのではないでしょうか。
聞いたことがあるけど詳しく知らなかったことを今回は知っていきましょう。

ろうきんの漢字表記は「労金」と書き、正式名称は「労働金庫」です。
全国に13ヵ所あります。そしてそれを束ねているのが全国労働金庫協会です。
基本的にろうきんは民間への融資が中心になっており、大口企業に融資は主ではありません。
「働く人を支え、働く人の家族を支える」ことを目的とした機関で、利益主義ではないためです。

ろうきんは多重債務に陥る方への救済にも力を入れているので、おまとめローンを検討される方も知っておいて損はない情報が盛りだくさんです。
また、ろうきんは労働組合や生協などで働いている人々が助け合うために資金を出し合って作ったのがもともとなので、営利目的ではないというのも一つの特徴です。

全国のろうきんから探す

ろうきんは、下記のようにエリアごとに分かれています。

エリア 名前
北海道 北海道ろうきん
青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県 東北ろうきん
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県 中央ろうきん
新潟県 新潟ろうきん
長野県 長野ろうきん
静岡県 静岡ろうきん
富山県・石川県・福井県 北陸ろうきん
愛知県・岐阜県・三重県 東海ろうきん
滋賀県・奈良県・京都府・大阪府・和歌山県・兵庫県 近畿ろうきん
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県 中国ろうきん
徳島県・香川県・愛媛県・高知県 四国ろうきん
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県 九州ろうきん
沖縄県 沖縄ろうきん

基本的に、住んでいるエリアのろうきんであれば誰でも入ることができます。
自営業・専業主婦(主夫)なども口座開設可能です。
ろうきんは銀行カードローンなどとは違い、利益を目的としていないので、誰でも利用することができます。
ただし、誰でも利用できるのは貯金として口座を利用したり、少額のローンの場合のみです。
会員になればそれ以外の取引を利用することもできます。
会員とは、労働組合か生協の組合員になることです。
JAバンクとは違うので、出資していなくても例えば中央ろうきんの場合は「中央ろうきん友の会」に加入することで会員になることができます。入会金や年会費は無料ですので、実質費用はかかりません。

個人会員になる場合は出資金(最低1000円)を出すことで個人会員として加入できます。
例を挙げて「中央ろうきん」ですと、出資配当率はここ5年間は3%をキープしています。
現在の金利情勢からみるとかなり高金利で良い利回りですね。出資するという手もあります。
もちろん破綻したときには戻ってきませんし、保証もされていません。
しかし預金保険制度の対象になっているので、預金額1000万円までであればリスクはありません。

◆ろうきんの特徴

roukin

◇ろうきんの良いところ・メリット

ここからは、ろうきんを代表して「中央ろうきん」をメインにメリットを挙げていきます。

・ATMの出入金手数料が無料

ろうきんのATMだけではなく、提携銀行・ゆうちょ銀行・セブン銀行など使うことができます。
ろうきんのATMでは出入金ともに手数料はかかりません。
回数制限もありません。

銀行名 入金(ATM) 出金(ATM)
ろうきん 無料 無料
ゆうちょ銀行 無料 無料
セブン銀行 無料 無料
イオン銀行 × 無料
MICS加盟金融機関 無料

回数が決まっているのは振り込み手数料です。
インターネット/モバイルバンキング(ろうきんダイレクト)での振り込み手数料を月3回分はキャッシュバックしてくれるので実質タダですね。
ただしATMや窓口での振り込みは利用者の負担になります。
この月3回までのキャッシュバックは、法人は対象外で個人のみの対象になります。

・借入が低金利なローン

先ほども申し上げたように、ろうきんは企業向けの融資がメインではなく、個人向けの融資が主になっています。
そしてそのローンも非常に低金利で魅力満載のものばかりなのです。
下記のように豊富なローンを取り揃えています。

● カードローン
● 住宅ローン
● リフォームローン
● 有担保フリーローン(不動産担保型)
● カーライフローン
● 教育ローン
● フリーローン
● 福祉ローン
● 自治体提携融資制度・利子補給制度
● NPO事業サポートローン(NPO法人専用)

当サイトのメインテーマ、カードローンをみてみましょう。
中央ろうきんでの金利は年3.875%~8.475となっています。

金利で最も注目すべきは上限金利ですから、8.475%だと思っておいたほうが良いですね。
これを銀行カードローンと比較すると、大体15%前後のところが多いのでだいぶ低金利です。
カードローンやおまとめローンとして使うのであれば、かなり低金利で借りることができます。
これは知っておいて損はない情報ですね。

・退職金定期預金が高金利

退職金に限定した定期預金は各銀行で行われています。
各銀行で1度という縛りがあるので、多くみておいて比べてみるのが一番良いでしょう。
例えば、中央ろうきんでは300万円以上の預金が条件で3か月で1.50%という高金利なキャンペーンが実施されていたことがあります。
これを見てみると、仮に300~600万円の退職金を預けた設定で計算してみると、

・300万円×1.5%×90日間÷365日間=11,095円(税引前)
・400万円×1.5%×90日間÷365日間=14,794円(税引前)
・500万円×1.5%×90日間÷365日間=18,493円(税引前)
・600万円×1.5%×90日間÷365日間=22,191円(税引前)

ここから税金を引いた額を受け取ることができます。
金利1.5%はかなりの高金利です。預けるだけですからね。

◇ろうきんの悪いところ・デメリット

ろうきんの全般的に言えることとして、上記のようなメリットも多ければ、当然いくつかデメリットはあります。ここからは中央ろうきんだけでなく労金全般に言えるデメリットを紹介していきます。

・組合員が圧倒的に有利にできている
・住んでいる地域によって貸付条件が異なる
・申込条件のハードルが高く審査が厳しい、その上時間がかかる
・会員じゃないと損することが多い

ろうきんでの借金一本化はそもそも「組合員前提」での話です。ですので、組合員ではない一般の方がろうきんでおまとめローンを利用するというのは無謀なチャレンジです。
こうした様々なハードルがあるのが「ろうきん」だと思ってください。

◇ろうきんのおまとめローンの特徴

それでは、以上のろうきんの特徴などからおまとめローンの特徴を挙げていきます。メリットやデメリットなどを挙げてきましたが、基本概要からおさらいしていきましょう。

ろうきんは全国に13ヵ所ある組織団体です。生協とも関わり合いがあり、正式名称は「労働金庫」、通称が「労金(ろうきん)」です。

一般的な銀行とろうきんはシステム上あまり変わりがありません。しかし、銀行は営利団体なのに対し、ろうきんは非営利団体という基本理念の違いがあります。各組織によって条件や商品も様々なので、住んでいる地域によって異なります。さいごに代表的な3つの労金を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

特徴1:管轄エリアがある

まず、利用できるろうきんは地域によって異なります。地域による縛りが発生することは注意が必要です。例えば、ろうきんの中でも「東北ろうきん(東北労働金庫)」はおまとめローンとして商品を出しています。しかし、全国どこに住んでいる人でも申込できるわけではなく、東北ろうきんの申込エリアに住民票を持っている人が対象となります。

特徴2:多重債務者への相談窓口サポートがある

ろうきんは貸すばかりではなく、多重債務者を対象とした相談窓口というサポートがあります。融資よりも支援に重きを置いているため、生活改善のためのアドバイスや精神的なサポートも行ってくれます。

特徴3:低金利・高限度額

ろうきんは全体的にスペックが高いです。条件や金利が低いといわれる銀行カードローンよりもはるかに平均の金利が低いです。また、高限度額なのでおまとめローンとして優秀でしょう。ただし、限度額によっては消費者金融や銀行カードローンがお得な場合もあるので、比較しながら検討すると良いでしょう。目安としては、100~300万円程度の借入額であれば、他の金融業者よりお得でしょう。

特徴4:団体組合員と生協組合員に優遇

ろうきんの審査や条件は、主に3パターンに分類され、パターンによって条件が異なります。その3パターンとは「団体組合員」「生協組合員」「どちらにも属していない一般人」です。団体組合員とは、簡単にいうとろうきんに出資している団体のことです。国家公務員・地方公務員等の団体のうち、3年以上の事業年数を満たす団体が対象になっています。所属している会社はどうか確認してみると良いでしょう。

◇おまとめローンを実施している3つのろうきん

おまとめローンとして商品を出していて、借金の一本化に役立つ3つのろうきんを紹介します。管轄となるエリアに住んでいたら検討してみるのもアリですよ。

東北ろうきん(おまとめローン):固定金利型で6.425%または8.375%。最大借入限度額は500万円。

中央ろうきん(フリーローン):借り換えであれば組合員でなくてもOKです。変動金利タイプは年5.825%、固定金利タイプで年7%です。最大借入限度額は500万円。

近畿ろうきん(フレックスローン):固定金利タイプは年3%。最大借入限度額は、団体組合員・生協組合員は1000万円と国内最大級です。組合員でない場合は最大限度額が300万円となります。

◆ろうきんと銀行カードローンの違い

ろうきんと銀行カードローンとの違いは、各方面にあります。
ここでは、主な例としてご覧ください。(内容は業者によって異なるため、一例として紹介します)

・組合員が圧倒的に有利
・住んでいる地域によって条件が違う
・多重債務者への相談窓口サポートがある

これが主な違いになってくるでしょう。

まず、組合員でない人はろうきんはあまり向いていないかもしれません。
組合員ではない一般の利用者にとっては、申込制限のない全国対応の銀行カードローンや、居住地域・勤務地域の条件がある地方銀行のカードローンの方が使いやすいと言えます。

◇おまとめローンはろうきんよりも銀行カードローンがイイかも

ろうきんの全体的な特徴としては会員と一般人との差です。なので、どうしてもろうきんであれば会員と区別されてしまうので、公平な審査と条件で融資してもらいたい場合は、「銀行カードローン」がオススメです。

銀行カードローンの特徴としては、ろうきんに匹敵する低金利で審査も早く済みます。具体的に、銀行カードローンは労金よりも優れている点がたくさんあるのでぜひチェックしておきたいところです。

銀行カードローンがオススメな理由は、ろうきんよりも…

1.審査が早い

ろうきんは審査結果が出るまで時間がかかりますが、銀行カードローンは審査結果が出るのがろうきんよりも早く、業者によっては即日融資にも対応しているのです。

2.申込資格者の条件が広い

毎年の最低年収・年齢など、厳しい条件があるろうきんに比べて、銀行カードローンは幅広い利用者がいます。

3.便利

提携しているATMが多く、コンビニのATMなど全国で使えるものが多いのも嬉しいですね。

やはり、ろういんは会員への比較があるため一般人ですと公平な審査や条件は厳しいといわれています。ろうきんで借金をまとめるよりも、銀行カードローンを利用することをお勧めします。

◆まとめ

ローンは低金利、預金は高金利とかなり充実した内容を受けられる「ろうきん」。
今回の多くは中央ろうきんを例に挙げましたが、地域のろうきんによっても時期によるキャンペーンなどによっても若干変わりますので、窓口にいくのが手っ取り早いでしょう。

また、ろうきんは組合員であればオススメですが、一般の方ですと銀行カードローンがお得でしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする