キャッシング会社の審査では、審査という名称のスコアリングにて決定している

キャッシング会社を利用して、融資を受ける際には、必ず「審査」が行われることになります。

これは、フリーローンのキャッシングでも、おまとめローンのキャッシングでも、ビジネスローンのキャッシングでも審査内容が異なるケースはありますが、必ず行われることになっています。

この審査は、どのような内容になっているのかというと、「項目ごとのスコアリング」となっていることが特徴的です。

今回は、キャッシング会社が行っている利用者の審査内容について詳しく紹介していきます。


キャッシング審査で行われているスコアリングはどのような内容なのか?

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キャッシングを利用する際の申込書類では、様々なことを記入する欄が設けられています。

氏名や生年月日、住所だけではなく、家族構成や自宅電話番号、勤務先の名称や所属している場所など、個人情報の塊のような内容になっていて、それら全てに対してスコアリングシステムが確立されているのが特徴的になっています。

これらのスコアリングシステムは、基本的に「収入の安定度が高い人ほど借りやすい」ということになっていて、「高収入な人ほど借りやすい」ということではないということを知っておいて下さい。

そのため、年収が1,500万円の人よりも、年収が300万円の人のほうが借りられる可能性が高いことも十分に考えられます。

どのような状況でも確定しているのは、「安定した収入がある人(仕事をしている人)」しかキャッシング会社を利用することが出来ないということについては共通している内容になっているので、アルバイトやパート、派遣社員でも問題ありませんが、仕事をしていない人の場合はキャッシング会社を利用することが出来ませんのでその点に関しては注意して下さい。

キャッシング審査では、これらの項目全てをスコア化して、スコアが基準値を超えれば借り入れが出来るという仕組みになっています。


どのような属性(ステータス)を持っているとスコアが高くなるのか

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審査でスコア化されている項目の内容について詳しく紹介していきます。

まずは簡単な項目から紹介すると「職種」や「肩書き」といった仕事に関する項目になります。

例えば極端な話になりますが、エリートの国家公務員を20年間務め上げている人と、仕事を初めて3ヶ月のアルバイトをしている人を比べると、どちらの方が借りたお金を返しやすいでしょうか?

もちろん、国家公務員ということになると思われます。

これと同じように、世の中の職種の中には借りたお金を返しやすい職種と返さないこともある職種に分かれることになります。

一般的には、公務員や大会社の役員など、会社が大きく、倒産する危険性が少なく、借りた本人も会社を辞める危険性が少ないほど仕事に関するスコアが高くなる傾向にあります。

逆に言えば、会社が小さく、肩書きもなく、いつ倒産するかわからない会社に入社したばかりというような状況になると、返すことが出来なくなってしまう危険性があるためにスコアが低くなるということになります。

その他にも、「自宅」を対象にしてみると、自宅が持ち家なのか借家なのか、また自宅に住んでからどれくらいの期間が経過しているのかということによってもスコアが大きく異なります。

持ち家ということは資産があるということなので、万が一の場合は自宅を売却して返済をするということが可能になりますが、借家の場合は、簡単に退去することが出来ることになりますので、最悪の場合は音信不通になる危険性も含んでいるということになります。

このように、キャッシングの審査では様々な内容をスコアリングシステム化することによって、審査時間が短くなり、システマチックに審査を行うことが出来るようになっています。

現在の借入の返済実績は大丈夫ですか?

実は現在の借入の返済は、審査に大きく影響します。
というもの、おまとめローンはそもそも「既に借入をしている上、さらに融資を受けること」になります。
さらに借金をしている上にさらに借りるという行為は、それが例えおまとめローンであったとしても、返済実績をみてしっかり確認する必要があります。
そのため、実績があまり良くない場合はおまとめローンを利用できないなんてこともあるのです。
返済実績があまり良くないというのは、既存借入の返済滞納を差していたり、「実績」そのものが少ない場合です。
簡単にいうと、お金を借りて間もない場合なども、審査が厳しくなる理由の一つです。
ですので既存の借入の返済期間が短い場合も、おまとめローンの申し込みの審査に通らない可能性があります。

「実績がない」⇒新しく借りたばかり

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また、新しく借りたばかりの場合も「実績がない状態」にあたります。
例えば複数の業者から合計2件の融資を受けていて、そのうちの1 件がまだ返済を開始して1年未満である場合も、「実績不足」と判断されます。
その間に返済の滞納などがなかった場合でも、実績が浅いのでこれから滞納する可能性は十分にあります。
滞納がない状態が証明されないと融資を受けることはできません。
返済し始めてすぐであったり実績が足りない場合は、その段階でもなく証明する手段がないため通らないこともあるのです。

「実績がない」⇒勤務先での勤務期間が短い

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実績がないものとして挙げられるのは勤務先での勤務期間が短い場合も当てはまります。
通常のカードローンの審査で有利となるのは半年から1年以上の実績があれば良いとされていますが、勤続期間が短いのは「信用」がないとされるため、印象はあまり良くないといえるでしょう。

転職したばかり、という場合も気をつけてください。
こちらも「実績がない」とされる要因の一つです。
返済の滞納などなく全く問題がなくても、勤続期間が短すぎる場合は「時期尚早」と判断されかねません。

まとめ

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既存の返済期間が短いと「実績」がないため、審査に通りにくい。
転職したばかりであったり、勤続期間が短い場合も、「信用」がなく審査に通りにくい。

今一度、おまとめローンの審査にしっかり通ることができるのか、現状と照らし合わせてみてください。

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