おまとめローンで失敗しないためには?

おまとめローンをしたことで安心してしまった場合や、借入がさらに増えてしまった場合など、失敗例はいくつかあります。
以前こちらでも紹介しました。(⇒あなたは大丈夫?おまとめローンの失敗例について
今回はそうならないために原因を知るとともに、失敗した例が多いものを紹介していきます。

◆おまとめローンの失敗談

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おまとめローンですが、サービス内容だけ聞くと、債務者にとってはこれ以上ないサービスだと思います。
しかしながら、おまとめローンは、使い方を間違えば、借金が増額してしまう恐れのある諸刃の剣であり、正しい知識と対処法を知らなければ、逆に自分で自分の首を絞める事にもなりかねません。

・多重債務者が陥る失敗例

おまとめローンする際は、文字通り1本化してシンプルに返済していくという方法を強くおすすめします。減らすのではなく1社に絞り込むことが、借金完済の最短距離と言えます。

多重債務返済の難しさは、管理の大変さにあります。各社規約も金利も異なるのと、金利の変更などが生じれば変化に対応する事だけで、大変なストレスが生じます。1社に1本化できればこういった無駄な労力を使う事なく、返済していくことができるわけですね。

・おまとめ資金の使い道

予想以上に多いのが、返済のために用意された資金を、借金返済以外の用途に使ってしまう事です。ギャンブルや、女性関係など大金を手に入れた人間が、欲求を抑えられないのは、よくある話です。

こうなると、問題は、おまとめローンを申請する以前よりもさらに深刻化してしまいます。これだけは「絶対に避けなければいけません」この先に待っているのは、自己破産をはじめとした最終手段の債務整理しか残っていません。

おまとめローン利用者が、おまとめ資金を手にした事で気が緩み、自己破産というのは十分にありえるケースなのです。

◆失敗する本当の理由は?

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ずばり気のゆるみだと思います。借金額や金利が減額したり、取り立てがなくなったりすると、今まで地獄のように思えたストレスフルな毎日から解放され、調子に乗ってしまうのが人間です。

はじめて借り入れを行ったときの気持ちを思い出してみてください。誰もが断腸の思いで少額の借り入れを行ったはず。しかしどうでしょうか?数度経験し、味を占めてしまうと、抑止力が消え歯止めが利かなくなるのです。

気が緩むとあとが大変です。返済に遅れたり、最悪の場合強制的に解約されてしまうなんてこともあるかもしれません。
大金を借りていることをしっかりと肝に銘じて、毎月コツコツ返済していきましょう。

◆おまとめローンを行う場合の注意点

おまとめローンを申し込む場合、必ず銀行か、信頼の厚い消費者金融から行うようにしてください。
多重債務者の心理状態というのは、非常に不安定で衰弱している人も少なくありません。そこにつけこむのが闇金のような悪徳業者です。特に審査の厳しいおまとめローンが簡単に通り、楽に返済できるようになる・・・などの甘い言葉につけこまれないよう注意が必要です。
また、審査が通りやすいという理由で、安易に消費者金融のおまとめローンを申し込むというのは、オススメできません。
消費者金融が審査に通りやすいというわけではありませんので、審査に落ちてさらに最悪な状況になってしまったら元も子もありません。
金利や返済総額などをしっかりと把握し、最適な返済プランを提供してくれる会社のものを選ぶようにしましょう。
おまとめローン=メリットしかないと考えるのもイージーすぎるので、オペレーターと相談しながら、最善の返済方法を選択していくとよいでしょう。

◆おまとめローンの審査に通らない理由

一般的なことではなく、見落としがちな審査に通らない理由を下記リストにしてみましたので、参考にしてみてください。

・公共料金や携帯の料金などを3か月以上延滞した経験がある(事故歴がある)
・申告内容に虚偽の記載(身元や連絡先・会社名・収入額など)がある
・家族がブラックリスト入りしている

銀行カードローンの審査に通る人、通らない人

審査になぜ通らないのか?

◆まとめ

いかがでしたか?
おまとめローンで失敗してしまうというのは様々な理由があると思いますが、いずれにしても相当の覚悟が必要になります。
そうならないためにも、今回紹介したことを肝に銘じて、気を引き締めて完済を目指しましょう。

おまとめローンは、多重債務者むけの救世主です。しかしながら、やはり審査通過はやさしくはなく、弱みにつけこむ悪質な業者もいるので、申し込みには注意が必要です。必ず信頼のおける銀行か消費者金融会社を選びましょう。
闇金には絶対に手を出さないようにしましょう。

また、これは借り入れの際にも言える事なのですが、複数社のおまとめローンを同時期に申し込むことは絶対に行ってはいけません。
お金を貸す方からすれば、これほど返済見込みの低い利用者はいないので、危険視されてしまい、情報を共有されほかの業者からも借りられなくなる可能性が高くなります。

長所ばかりが目に付く、おまとめローンですが、どれだけ優れたツールでも使い方を間違えればアウトです。ご注意あれ。

複数の銀行カードローンに手当たり次第に申込んだ失敗談

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