思わぬ落とし穴！？クレジットカードのキャッシング枠がついてたことで、した借金・・・

ご存知の通り、クレジットカードにもキャッシングやカードローンのサービスが提供されています。

さて、今回ここで紹介するテーマは、私がクレジットカードのカードローンを利用したときの体験談をお伝えしようと思います。

ひょんなことから始まった、私の借金ライフ。入り口は不可抗力だったため、意外と似ているケースになっている方もいらっしゃるかと。
だからこそ、上手にカードローンサービスを利用するためにも、私の体験談を反面教師にしていただきたいと思い執筆した次第です。

■車のローンの金利優遇を受けるために入会したクレジットカード

初めてディーラーで新車を購入したときのことです。
このとき、年齢は23歳。
一括で支払うお金は持っていなかったため、3年ローンでボーナス年間40万円の支払いで組みました。
このとき、ディーラー側から、とあるクレジットカードに入会してくれれば金利を優遇してくれるという勧誘を受けました。
ちょうどクレジットカードも所持していなかったため、良い機会だと考え了承することに。
そのとき作ったのは2枚。
1枚は、そのディーラーで手厚いサービスを受けることができるクレジットカード。
もう1枚は、汎用性のある何処にでもあるクレジットカードでした。

このとき、ポイントは「キャッシング枠をどうするのか？」という点でした。
当時、全くの無知だった私は、適当に50万円ぐらいの枠でよいかな？とショッピング枠とごっちゃにして申込用紙を出してしまったのです。
意図せず不可抗力でカードローンの申請をしてしまったというわけです…しかも2枚とも。

これが、クレジットカードのカードローンサービス利用の第一歩でした。
ともあれ、審査結果は何ら問題なく通り、計100万円の枠をゲットした形になりました。

■キャッシング枠を初めて使ったのは不埒な理由から…

さて、クレジットカードのキャッシング枠を初めて利用したのは、不埒な理由からでした。
お恥ずかしい話ですが…その不埒な理由とは風俗です。

意気揚々と予約をしてお店に足を運んだのですが、その日は給料日前で現金がありませんでした。
しかし、私はクレジットカードが利用できると信じていたため、何ら問題ないと思っていたわけですね。

蓋を開けてみれば利用することは不可。
普通なら、そこで帰るのですが…お店側から悪魔の一言…「このクレジットカードはお金を借りることはできないのですか？」と。（⇒クレジットカードのキャッシングとは？）

すっかりキャッシング枠の件を忘れていた私ですが…「使えます！直ぐに借りてきます！」と答え、ATMへいそいそと足を向け、初めてカードローンを利用したわけです。

ただ暗証番号は「何にしたか？」は全く覚えていませんでしたが…幸いにも他の暗証番号も同じにしているため…試しにそれを入力。
結果、2万円が簡単に借りることができました。

このように、本当にお恥ずかしい話ですが…存在すら忘れていたキャッシング枠を不埒な理由から利用を開始してしまったのです。

⇒クレジットカードのキャッシング機能と通常のキャッシングの違いはあるのか？

⇒大人の証！クレジットカードとカードローンを使いこなして生活をお得に

■簡単にお金が手に入ることから始まった借金地獄

先にも記載した通り、2枚のクレジットカードを入会したとき、50万円枠で申込をしました。
つまり100万円…風俗で2万円を借りたため、後98万円もお金を借りられることになります。

そもそもお金が無いのに、クレジットカードでお金を前借りをして風俗で遊ぶような人間です。
その98万円を、また借りて遊ぶことに何ら抵抗はありませんでした。
本当に大問題ではありますが…若気の至りといったところでしょうか。

ギャンブル、風俗、友人との遊びなど…遊びに遊んで、あっという間に100万円の枠を使いきってしまったのです。
そして、そのとき初めて感じました「これはやばい」と。
実は、この他にも、銀行系のカードローンを利用しており、こちらも50万円枠で目一杯、利用している状況。
合計150万円の借金を抱えていたのです。

ここまでになるのに本当にあっという間でした。
当時は独身で働いていたにも関わらず、遊ぶお金が足りないということで、借りていたわけですから…その豪遊っぷりは言うまでもありません。
今思えば、本当に後悔しか残らないお金の使い方でした。

■転機は婚約

さて、やばいと思いながらも、必至に返済をしなかった私ですが…それでも何とか己を震えたたせる出来事がおきます。
それが付き合っていた彼女、現妻の存在です。
子供を作りたいから…そろそろ結婚をしたいということで急遽婚約をすることになりました。
頭によぎったのは…「やばい借金がまだまだ沢山残っている」というもの。
婚約した時点で、残りの借金は130万円ほどでした。
結婚資金は、むりくり給与天引きで定期預金を組んでいたこともあり…何とか200万円ほどは用意できたのは唯一の救いでした。
ともあれ、籍を入れて一緒に暮らし始めるまで…タイムリミットは1年。
この1年で、100万円ほどを返済しました。
これがクレジットカードのキャッシング枠の完済の瞬間でした。
残りの銀行系カードローン30万円は、親のすねをかじり、何とか事なきを得た状況です。

本当にお恥ずかしい話ではありますが、借金地獄になってしまう方で似たような境遇は意外と多いかと思います。
入り口が不可抗力で…使ってみると便利すぎるサービス。
借金をしている感覚がなくなり、あっという間に枠一杯まで借りてしまう状況。
これが、キャッシング・カードローンの怖さではないでしょうか。
誤解をしてはいけないのが、上手に利用することができれば、これほど心強いサービスありません。
ともあれ…私自身、結婚して以来は利用するシーンはなくなりましたが、いざというときのために、枠自体は残してあります。